「Web面接の案内が来たけど、実家だと家族の声が入りそうで不安…」
「パソコンがないからスマホで受けたいけど、やっぱり不利になるのかな?」
「志望動機を覚えられるか心配…画面の横にカンペを貼ってもバレないよね?」
就活生面接で話す内容が飛んじゃうのが怖くて…。Zoomの画面横にWordで志望動機を表示させて読んでもいいですか? カンペってバレるって本当ですか…?



その悩み、すごく分かります。ただ結論から言うと、残念ながら『画面上のカンペ』は目線の動きで100%バレてしまいます…
こんにちは、みなとです。
対面での面接よりも気楽かと思いきや、独自の悩みや不安が多いのがWeb面接(オンライン面接)ですよね。
特に「カメラへの映り方」や「カンペの使用」については、誰に正解を聞けばいいか分からず、モヤモヤしている方も多いと思います。
実は、Web面接において多くの就活生が「もったいないポイント」で自ら評価を下げてしまっています。
この記事では、現役人事として年間数百人のWeb面接を担当している僕が、合否を分ける「目線のテクニック」から、場所や機材がない時の裏技まで、Web面接の完全攻略法をお伝えします!
- カンペが面接官に100%バレる理由と「バレないメモの使い方」
- 100均アイテムで”映り方”を劇的に改善するテクニック
- トラブルが起きた時にも評価が落ちない「神対応フレーズ」
- 「カンペを使ってもバレないか」と悩んでいる人
- 自室がない・環境が整っていなくてWeb面接に不安がある人
- 映り方や目線など、細かいマナーが分からない人
Web面接で「カンペ」を使いたいあなたへ


Web面接最大の誘惑、それが「カンペ(読み上げメモ)」です。



対面と違って画面を見るだけだから、事前に用意していた答えを読み上げればいいだけだよね!



ちょっと待ってください! 確かにカンペを使うことはできますが、Web面接を甘く見ていると痛い目を見ますよ!
画面上のカンペは「黒目の動き」で100%バレる
Web面接はzoomやteamsなどを利用して面接を行うため、多くの方が画面の横や下にWordやメモ帳を開いて、それを読み上げようとします。
ただ、人事として事実をお伝えすると、それは確実に面接官にバレています。
理由は非常にシンプルで、「黒目の動き(サッカード運動)」が不自然になるからです。
人間は文章を読もうとすると、黒目が必ず「左から右」へ、そして「上から下」へと細かく一定のペースで動きます。
画面越しの面接官はあなたの顔をアップで見ているので、話をしている時の「考えながら話す瞳の動き」と、「文字を追っている瞳の動き」の違いが非常に伝わりやすくなるんです。
「あ、この子は画面の文字を読み上げているな」と面接官に伝わった瞬間、「自分の言葉で語れない人」と判断されてしまい、どんなに素晴らしい答えを用意していたとしても、面接官からの評価はガクッと下がります。



実体験として、Web面接でこちらからの質問に対して、一言一句用意していた答えを読み上げた人は、面接が終わった後に「仕事の中でうまくコミュニケーションを取れなさそう」「自分の力で臨機応変に対応できなさそう」と判断されて、全員が落とされていました…
暗記は絶対にNG! 現役人事直伝「キーワード」で伝える裏技



カンペはダメってことはわかりました。じゃあ、対面と同じく一言一句完璧に暗記しなきゃいけないんですか?



それも違います! 必死に丸暗記をして答えたとしても、面接官からの評価はカンペを読み上げているのと変わりませんよ。
丸暗記した文章を思い出しながら話すのも、結局は「思い出す作業」に脳のメモリを奪われて自然な話し方ができず、ロボットのような抑揚のない話し方になってしまったり、思い出せなかった時に頭の中が真っ白になってしまうリスクがあります!
面接で伝えるべきなのは、完璧な答えではなく「あなたの想いや考え方」です。
そのため、面接に挑む際には「これだけは伝わればOK!」という【キーワードの要点】を事前にまとめるようにしましょう。
- 強み:相手の立場で考える力
- 経験:カフェのアルバイト
- エピソード:クレーム対応の仕組み作り
そして、Web面接の本番までにキーワードだけを頭に入れて、またはメモを目線が逸れない程度の場所に貼り付けて確認できるようにしておき、その他は自分の言葉で伝えるようにしてください。
もし、途中で言葉に詰まったり、言い淀んだりしても全く問題ありません。
用意された文章をスラスラ読み上げるよりも、一生懸命に自分の言葉で伝えようとする姿勢のほうが、何倍も面接官の心に響くんです!
カンペを読まずに自分の言葉で話せるようになる一番の対策は、「本命ではない企業で面接の場数を踏んで、空気に慣れること」です。
プロフィールを登録するだけで企業から声がかかるスカウトサイトを活用し、面接の実践経験を効率よく獲得しましょう。
準備編:合否を大きく分ける「環境」の正解
Web面接で最も大事なのは、「話す内容」以前に「面接に集中できる環境を作れているか」です。
カフェ・カラオケは絶対NG!場所がない時の最適解
「実家なので面接中に家族の声や生活音が入ってしまう」「Wi-Fiが弱くて途切れる」などなど、Web面接を受ける場所が無い!というのは切実な問題ですよね。
しかし、だからといって面接を受ける場所を間違えると、それだけで「この子大丈夫かな…」と面接官からの評価が下がってしまいます。
- カフェ・ファミレス
周りの雑音が入るだけでなく、企業の機密情報(採用に関する話など)が周囲に筒抜けになります。そのため、面接官は「この学生はコンプライアンス意識が低い」と判断し、どんなに話の内容が良くても即お見送りになってしまいます。
- カラオケボックス
防音性が意外と低く、隣の部屋の歌声が漏れ聞こえてくることが多いです。また、照明が暗く、背景もごちゃごちゃしているため、面接にふさわしい環境とは言えません。
レンタルスペース
周りに邪魔をされない環境を整えるには「1時間だけ」と割り切って、Wi-Fi・電源完備の個室や会議スペースを借りるのが一番です!
最近はWeb上から簡単に予約でき、料金も数百円程度で収まるため、希望する会社に入社するための自己投資として、面接場所に困っている人はぜひ一度利用してみてください。



レンタルスペースを予約する場合には、「インスタベース」から予約するのがおすすめです! レンタルスペースの掲載数がNo.1のサービスなので場所の選択肢も多く、サークルでイベントをする時にも便利ですよ。
背景の基本は「白い壁」か「シンプルなカーテン」
画面に映る「背景」も、あなたの第一印象を形作る重要な要素です。
ベストなのは「何も貼られていない白い壁」です。白い背景はレフ板の役割にもなるので、顔色をパッと明るく、清潔感を強調して見せることができます。
白い壁がない場合は、「無地でシンプルなカーテンや壁」を背にしても構いません。ただし、洗濯物などが映り込むのは生活感が出すぎてしまうので、事前にカメラの映像を確認して、余計なものが映り込まないようにチェックしてください。
「どうしても部屋が片付いていなくて見せられない…」という場合の最終手段として「バーチャル背景(ぼかし機能)」がありますが、それでも背景に物があることはわかってしまうため、まずは面倒でも事前に後ろの荷物をどかして「白い背景」を作る努力をしてみてくださいね。
機材編:高価な機材は必要無し!100均アイテムで印象を爆上げする方法





Web面接が決まったけどパソコンも専用のマイクも持ってないよー!



安心してください。Web面接ではわざわざ良い機材を揃える必要はありません! 手持ちのスマホと100均で揃う道具だけでも、十分良い印象を与えることができますよ。
スマホ参加はOK!「目線の高さ」を意識するのが好印象のカギ
スマホでほとんどの事が完結する今の時代、パソコンがないからといって、スマホでWeb面接を受けること自体は全く不利になりません。
ただし、「スマホを手持ち」したり「その辺に立てかける」のは絶対にやめて、必ず100均のスマホスタンド等に固定した状態で面接を受けるようにしましょう。手ブレがひどかったり、スマホをひっくり返すようなことがあれば、せっかく順調に進んでいたとしても台無しになってしまいます。
スマホを固定する際はカメラのレンズが「自分の目の高さ(水平)」になるように高さを調整しましょう!
スマホを机の上に直接置いて覗き込むようにすると、面接官が「上から見下ろされる」アングルになってしまい、無意識のうちに非常に横柄な印象を与えてしまいます。



もし、良い高さの場所が無い場合は、机の上に本を重ねるなど、一時的に安定した台を作ってレンズの高さを調整するようにしてくださいね。
100均の「リングライト」が合否を分ける理由
本当に多くの学生さんが損をしているポイントとして、「画面写り」があります。
Web面接を繋いだ時に部屋が暗かったり、照明や日当たりの関係で顔に影が落ちてしまっていると、面接官に「暗い」「元気がない」「不健康そう」といった悪い第一印象を与えてしまいます。
そのため、私がおすすめする解決策としては、「リングライトを使って、顔の真正面から光を当てること」です!
顔を明るく照らすことで、瞳の中に光の反射(キャッチライト)が生まれ、生き生きとした知的な表情を演出できるため、たったこれだけの工夫であなたの魅力が「3割増し」になります。



ここで配信者が使っているような本格的な機材を揃える必要はありません。100均で売っているクリップ式のスマホ用ライトを顔の正面から当てるだけでも十分代用可能ですよ!
オーディオは「有線の白いイヤホン」が一番安全
「面接でイヤホンを着けるのは失礼にあたりませんか?」という質問もよく受けますが、結論から言うと全く失礼ではありません。
パソコンやスマホの内蔵マイクは、外を走る車の音などの余計な環境音を拾いやすく、また内蔵スピーカーでは相手の声が上手く聞き取れない可能性があるため、余計なノイズを排除して、円滑なコミュニケーションを取るためにもイヤホンを使うことをおすすめします。
選ぶ際のポイント
- iPhone純正のような「有線のイヤホン」
顔の印象を大きく妨げることなく、接続トラブルの可能性も低いため、有線のイヤホンが一番おすすめです!iPhoneをお使いの方であれば購入時に箱に同梱されているため、わざわざ買いに行く必要もありません。
- ゲーミング用の大きなヘッドセット
マイク・スピーカー共に高性能ですが、髪形や表情が隠れてしまうため、あまり印象は良くありません。
- Bluetoothのワイヤレスイヤホン
接続がうまくいかずに音声が途切れてしまったり、途中で充電が切れて回復できない!というトラブルが起きる可能性があります。
本番編:画面越しの面接官に熱意を伝える秘策


ここからはWeb面接であなたの魅力を伝えるための「コミュニケーション術」をお伝えします。
視線を合わせる先は相手の顔ではなく「カメラのレンズ」
Web面接で一番陥りやすい罠、それは「面接官の顔(画面)を見て話してしまうこと」です。
対面での面接の癖で、ついつい画面に映っている相手の目を見て話したくなりますよね。しかし、画面を見ている時のあなたは、相手の画面側からは「自信なさげに俯いて話している」ように映ってしまいます。
志望動機や自己PRなど、熱意を伝えたい!という場面では、画面ではなくパソコン(スマホ)のカメラレンズを真っ直ぐに見つめてください。
これがWeb面接における「正しいアイコンタクト」です。



もちろん、ずっとレンズを凝視し続ける必要はありません。「これは伝えたい!」という要点を話すときや、相手の質問を聞くときなどの重要な場面はカメラのレンズを見るようにして、それ以外のときは画面を見ながら、相手のうなずきや表情を確認する、という形でメリハリを付けるのがおすすめです!
リアクションは対面の「2割増し」でちょうどいい
Web面接では画面越しに話す関係上、どうしても相手に空気感や感情が伝わりにくくなってしまいます。
そのため、あなたが普段通りに話しているつもりでも、相手には「少し無愛想」「元気がない」と映ってしまうことが多いんです。
この問題の対策として、Web面接ではリアクションを「対面の2割増し」にするように心がけるようにしてみてください。
- うなずき:相槌を打つ時は、普段よりも首を大きく振って、ゆっくり深くうなずく。
- 声のトーン:いつもよりワントーン高く、口を少し大きく開けてハキハキと発声する。
- 表情:微笑む時は、上の歯が少し見えるくらいはっきりと口角を上げる。
これくらい「自分としては大げさかな?」と思うくらいのリアクションをしてようやく、画面越しの面接官に「明るくコミュニケーションを取れる人」という印象を与えることができます。
話の内容に意識が行ってしまっておろそかになりがちですが、相槌や笑顔といった言葉を使わないコミュニケーションができていると、面接官に「この子は入社後も周りと上手くやっていけそうだな」という好印象を与えることができます。
簡単なことですが内定を獲得する確率がグっと上がるポイントなので、ぜひ意識してみてください!



実際の面接でも、完璧に受け答えが出来るけど笑顔を一切見せない人と、言葉に詰まっても明るくハキハキと話して、面接官の言葉にもしっかり相槌を打つ人では、後者の方が良い評価をされることが多いです! 面接はテストではなく、これから一緒に働きたいかを確認する場だということを意識してみてください。
トラブル編:通信が切れた!画面が固まった時の対処法


どれだけしっかり準備をしても、機械やネットのトラブルは起こり得ます。
大事な場面で画面が固まったらパニックになってしまうと思いますが、「トラブルが起きたこと」自体で評価が下がることはありません。
大切なのは「トラブル後の対応」で、これがしっかりできていると、思わぬ場面からあなたの社会人力の高さをアピールすることができるんです!
焦りは禁物!復旧後の第一声・正しい「謝罪フレーズ」
例えば、面接官が話している途中で音声が途切れ、数秒間ご自身の画面がフリーズしてしまったとします。
その場合は何事も無かったかのようにスルーするのではなく、落ち着いて正直に状況を説明し、指示を仰ぎましょう。
「申し訳ございません。こちらの通信環境の不具合で、ただいま〇秒ほど音声が途切れてしまいました。大変恐縮ですが、〇〇のお話の途中からもう一度お伺いできますでしょうか?」
完全に回線が落ちた場合の電話テンプレート
万が一、アプリが強制終了して再接続できなくなったり、家の回線が完全に「落ちて」しまったら、すぐにお持ちのスマホから「電話」で採用担当の緊急連絡先へ連絡を入れ、判断を仰ぐようにしてください。
もし連絡先を聞いていない場合や、咄嗟に番号がわからない場合は会社の代表電話番号へ連絡し、電話に出た方へ採用担当へ取り次いでもらうように伝えてください。
お世話になっております。
先ほどまでWeb面接に参加しておりました〇〇大学の〇〇と申します。
突然自宅の回線トラブルが発生し、接続が強制的に切断されてしまいました。
現在復旧を試みておりますが、すぐには戻れない状況にあります。
この度は貴重なお時間をいただいていたにもかかわらず、大変申し訳ございません。
大変恐縮ではございますが、この後の対応について、ご教示をいただけますと幸いです。
このように、思いもよらないトラブルが発生したときでも冷静に対応することができれば、むしろ「トラブル時にもパニックにならず、落ち着いて的確な状況報告ができる方だな」と、プラスの評価に繋がりますよ。
まとめ:Web面接は「準備」だけで周りと差をつけることができる


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここまで解説してきたWeb面接攻略のポイントの中で、ひとつでも出来ていなかったことを実践できれば、あなたがこれまで損をしていた「もったいない減点」は確実になくなります。
これらの要素は、特別な才能や実績などとは一切関係がなく、事前の「やるかやらないか」だけの話です。
だからこそ、この記事を最後まで読んだ時点で、あなたは他の多くの学生よりも一歩、二歩と大きくリードしています。
Web面接が決まったらこの記事を基に万全の環境を整えて、リラックスして面接を楽しんできてくださいね。
これからも採用担当者として、あなたの就活を応援しています!
- カンペは「読まずにキーワードを見て自分の言葉で話す」
- 丸暗記を捨てて、面接官との「対話」を最優先にする
- 照明とカメラは「正面から光を当てて水平に設定する」
- 背景は「白い壁」で顔色と清潔感を良く見せる
- 目線は「画面の顔ではなく、カメラレンズを見る」
- リアクションは「対面の2割増し」を心掛ける
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